今回もこちらの本を購入したということで、
各球団の戦力考察を行っていきたいと思います。
今回は、昨年パ・リーグ3位の東北楽天ゴールデンイーグルスになりますね。
前の記事でも書きましたが、ド素人が名鑑を見ただけでやっている考察ですので、本格的なファンの方から見たら、一言いいたくなるようなことを書いてしまうかもしれませんが、そこはご容赦ください(^_^;)
では、早速行きましょう。
投手
昨年は、リーグ2位の防御率をマークした投手陣。
先発
先発は、美馬が抜けましたが、実績はあるベテランの涌井を、獲得しましたね。
主な選手の、昨年の成績が、こんな感じ。
- 辛島 27試合登板 9勝6敗 防御率4.14
- 石橋 28試合登板 8勝7敗 防御率3.82
- 岸 15試合登板 3勝5敗 防御率3.56
- 則本 12試合登板 5勝5敗 防御率2.78
- 涌井 18試合登板 3勝7敗 防御率4.50
- 塩見 9試合登板 3勝1敗 防御率3.16
- 弓削 8試合登板 3勝3敗 防御率3.74
- 福井 8試合登板 3勝1敗 防御率5.18
- 菅原 9試合登板 1勝3敗 防御率4.08
けが人が居たのもありますが、こうして見ると、昨年は2桁勝利投手が居ないんですね(・_・;)
今年は、則本と岸が復帰したので、従来通りの力を発揮してくれれば、この2人はローテ確定でしょう。
そして、残りの枠を争うのが、上記のメンバーと、先発転向を目指す、守護神・松井。
イースタン最高勝率の藤平などが、争う形となりそうです。
安楽や釜田も、素材は十分なので、覚醒を期待したいですね。
リリーフ
リリーフ陣の昨年の主な成績は、こんな感じ。
- 松井 68試合登板 2勝8敗38S 防御率1.94
- 森原 64試合登板 4勝2敗 防御率1.97
- ブセニッツ 54試合登板 4勝3敗 防御率1.94
- 青山 62試合登板 2勝4敗 防御率2.70
- 宋 48試合登板 3勝2敗 防御率2.18
- 高梨 48試合登板 2勝1敗 防御率2.30
- 久保 22試合登板 2勝1敗 防御率2.82
- 酒居 54試合登板 5勝4敗 防御率4.37
こうして見ると、昨年の盤石ぶりがわかりますね(^_^;)
今年は、松井が先発転向ということで抜けますが、新たに守護神候補として、新外国人のシャギワを獲得。
更には、先発・中継ぎ・抑え、どこでも行ける、サブマリンの牧田も獲得しましたし、美馬の人的保証で、上記の酒居も加入しました。
今年も高いレベルでの、争いとなりそうですので、期待したいです。
育成契約となった福山も、復活してくれれば、さらに厚くなりますね。
野手
昨年は、得点数がリーグ3位ながらも、打率・安打数がリーグ4位、盗塁数に至っては、ワーストタイだった野手陣。
捕手
ここはまず、長年チームの顔だった嶋選手が、退団となりましたね。
優勝を知る貴重な選手で、寂しいですが、色々な事情もあるので、仕方がないのかもしれません。
では、昨年の主な選手の成績がこちら
- 堀内 65試合出場 打率.156 13打点
- 太田 55試合出場 打率.219 1本 6打点 1盗塁
- 山下 31試合出場 打率.183 3本 5打点
特に、特出した選手はいないといった感じになっていますかね。
上記の選手の他には、ケガからそして外野手からの復帰を目指す、岡島も居ますが、守備が大事なポジションですからね、どう転ぶかはわかりません。
逆に言えば、新人の水上までチャンスのある最激戦区とも言えますし、ここが固定できれば、それは楽天のこれからにとって明るい材料となりそうです。
内野手
こちらは、FAで鈴木が加入しましたね。
では、主な選手の昨年の成績がこんな感じ。
- 浅村 143試合出場 打率.263 33本 92打点 1盗塁
- 茂木 141試合出場 打率.282 13本 55打点 7盗塁
- 鈴木 140試合出場 打率.288 15本 68打点 3盗塁
- 銀次 141試合出場 打率.304 5本 56打点 2盗塁
- ウィーラー 117試合出場 打率.243 19本 67打点 3盗塁
- 渡邊 77試合出場 打率.225 1本 26打点
- 藤田 61試合出場 打率.258 2本 10打点 1盗塁
レギュラーに最有力なのは、一塁・銀次、二塁・浅村、三塁・鈴木、遊撃・茂木になりますかね。
この4人の壁は厚そうですが、上記の選手や、ルーキーの小深田。
イースタンで22盗塁をマークした、山﨑などが割って入れると、上位進出も近づきそうです。
そして、ムードメーカーのウィーラーはDH……と、言いたい所ですが、実は微妙(^_^;)
外野手の所でも書きますが、外国人枠的にも、激戦となりそうです。
長年、主軸を勤めてきた、陽気な長距離砲ですが……、どうなることやら。
外野手
続いて外野手は、自由契約となっていた、オリックスのロメロを獲得しましたね。
では、主な選手の昨年の成績はこんな感じ。
- 島内 133試合出場 打率.287 10本 57打点 3盗塁
- ブラッシュ 128試合出場 打率.261 33本 95打点 2盗塁
- 辰己 124試合出場 打率.229 4本 25打点 13盗塁
- ロメロ 81試合出場 打率.305 18本 63打点 3盗塁
- 田中 59試合出場 打率.188 1本 9打点 3盗塁
- オコエ 52試合出場 打率.182 3本 15打点 5盗塁
- 下水流 50試合出場 打率.250 2本 6打点
- 和田 36試合出場 打率.252 2本 11打点
出場順からすると、島内、ブラッシュ、辰己というところですが、守備面で考えると、ブラッシュをDHに置くという手もありますね。
そうなると、走力も期待したいですし、候補は18年の新人王・田中や、オコエが有力になります。
しかし、内野の所でも書きましたが、DHが激戦(^_^;)
ブラッシュ・ロメロ・ウィーラー、誰を外すのかという問題になりますね。
おそらく、昨年成績を残したブセニッツ、そして守護神候補のシャギワで外国人枠の2つを使ってしまうので、外す=2軍ということになります。
成績から考えると、外野でブラッシュを使い、DHがロメロになるんですが……、あのムードメーカーのウィーラーが一軍からいなくなるのは、いろいろと影響が出そうですし、なにより寂しいですね(・_・;)
こちらの起用法にも、注目したいです。
以上、東北楽天ゴールデンイーグルスの戦力考察でした。
この記事が少しでも、誰かの何かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m