今回のゲームは、こちら！
93年4月に、ゲームプラン21より発売された、エルナードです。
スーパーファミコンの隠れた名作『ミスティックアーク』と共通した部分が多く、実質上の前作として扱われるRPGですね。
賢者シーダに集められし、さまざまな種族の7人の弟子。
彼らは5年の修業の末に最終試練として、この星に存在する7つのアークを探し出すこと命じられます。
7つ集めると偉大な力を得られるというアーク。
それぞれの思いと目的を胸に旅立つ7人の中から1人を選び、他の弟子たちと協力や敵対しながら、アークの謎に迫っていく……、と言った内容のゲームになりますね。
このゲームは、レトロフリークを買ってすぐの頃に、隣町の中古ショップで買いました。
確か、500円だったかと思います。
その頃はまだ、あまりレトロゲームの事を調べていなかったので、ジャケ買いと言うか、ジャンルがRPGなら500円でも損はしないだろうという、ジャンル買いでしたね(^_^;)
その頃は、やたらとRPGがやりたい気分だったので、すぐさまプレイ開始。
20時間超でエンディングを迎えた私がとった行動は……、別の主人公での2週目開始でした。
そして計40時間ほど、このゲームに費やした私の感想は、
楽しかっ……た？ と言うのが正直なところになりますかね(^_^;)
過去の記事を読んでいただいた方ならわかると思いますが、私はあまり我慢強い方ではないですが、その私が2周出来たので、RPGの基本的なところはちゃんとしていたと思います。
私の、装備を現時点での最強にしてから進むという、コツコツプレイも幸いしたのか、詰まる点はほぼ無く進めましたし、
攻撃が外れることもややありましたが、戦闘テンポも良く、稼ぎプレイはそれほど苦では無かったです。
洋ゲーっぽいグラフィックの敵もアニメーションで動き、おどろおどろしさや気持ち悪さを増させてますしね。
そしてBGMも好評。
殺伐とした雰囲気の世界を歩いているときの何か物悲しい感じのフィールド曲と、一転して激しいテンポの戦闘曲が印象的でした。
それなのになぜ、あんな感想になってしまうのか。
はてなマークを着けているぐらいですから、私にもちゃんとわかってないんですが、この記事を書くにあたって、よく考えてみると、ストーリー展開があっさりしすぎているのが原因な気がしますね。
進行が基本的におつかいの連続で進んでいき、あまり明るくない、シリアスな話のイベントを淡々とこなして行く感じなので、あまり印象に残ってないです。
主人公たちがしゃべらず、表情もわからないドットのため感情移入しづらい事も、それに拍車をかけてますかね。
ドラクエなんかも、Ⅲぐらいまでは主人公たちがあまりしゃべらないですが、考えてみるとあれは町の人などのコミカルなモブキャラを使って、メリハリをつけていたんだなぁと思いました。
この作品も、コミカルなモブキャラが居ないわけではないんですが……、圧倒的に少ないです(^_^;)
おつかいの連続なのは嫌がる人もいますが、私はある種RPGとはそういうものだと思っているので、マイナス要素にはならず。
そのため、マイナス要素は少なくて遊べるんだけど、印象に残るものが無いので、どこが楽しかったのかを聞かれると困ってしまう。
そんな評価になってしまってるんだと思いますね(^_^;)
このゲームを今から遊ぶなら、リメイクや移植は無いので、実物のカセットになってしまいますかね。
私は明るい話の方が好きなので、こんな評価になってしまいましたが、暗めの話の方が好きな方が遊ぶと、また違った感想を持つかもしれません。
システム面に不満はそれほどなく、シリアスなRPGが好きな人なら、思わぬ良作になる可能性を秘めている作品かと思いますので、未プレイの方は遊んでみてはいかがでしょうか。
以上、エルナードの感想など、でした。
この記事が、少しでも誰かの何かの役に立てば幸いです。
一応40時間は遊んだので、このゲームも攻略風のなにかを書きますね。
そちらもよろしければ、お付き合いください。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
