今回のゲームは、こちら!
2000年7月に、コナミより発売された、遊戯王 デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨です。
人気漫画をのカードゲームを原作とする、カードゲームシリーズの3弾で、前作から1年ぶりにゲームボーイカラー専用になって発売された作品ですね。
もちろん、ただただカラー専用になっただけでなく、システムの面も大幅に変わり、より実際のオフィシャルカードゲーム(以下OCG)に近い感じで遊べるようになりました。
具体的な変更点はこんな感じ。
- ターン開始時の手札追加が一枚に
- デッキに入れられる同名カードが基本3枚、カードによっては1枚までに
- いけにえシステムが導入
- 効果モンスターが登場
- コンストラクションカードが登場
- 召喚魔族に、かみまぞくが追加
- 強化魔法の効果が1.6倍から500upに変更
- 融合に手札融合と召喚酔いが追加
- 敵のデッキと思考がよりリアルに
- 固定勝利数のボーナス廃止
1・2はそのままの意味で、OCGがこの仕様なんですが、それと同じ形になりました。
ただ、ゲームでは5枚までしか手札が持てないので、その点は注意が必要ですね。
1枚しか入れられないカードは、強力な魔法カードなどになります。
3もOCGをやったことがある人なら、わかると思いますが、これもOCGと同じルールになりましたね。
一応、遊んだことがない方のために説明すると、各モンスターカードにそれぞれ★マークでレベルが着けられていて、
★4つ以下のモンスターはそのまま場に出せるんですが、★5~6つのモンスターは、場のモンスターを一体、
★7つ以上のモンスターは、場のモンスターを2体、いけにえという形で墓地に送らないと召喚出来ないというルールになりました。
なので前作までは、カードのコストがレベルという形で表記されていましたが、
今作からは、レベルは★になり、コストはコストとして表記されています。
4も、OCGと同じく、モンスターの中に、特殊な効果を持つモンスターが、追加されました。
流石にゲームボーイの容量では、OCGの効果は再現できなかったようで、ゲーム独特のものになっています(^_^;)
ふせの状態じゃないと、効果を使えないのもOCGとは違いますね。
5のコンストラクションカードは、デュエルに勝利すると必ず1枚貰えるカードで、
上半身と下半身にあたるカードを組み合わせると、モンスターカードが作れるというもの。
レベルは6、攻撃力・守備力は2000までのものが作れ、組み合わせは9800種類にのぼります。
6~8は、前作までの仕様に調整が入った感じになりますかね。
追加されたかみまぞくは、どのまぞくにも無条件で勝つ事は出来ませんが、負けることもない、ある意味最強のまぞく。
主に儀式召喚のモンスターがこれになりますね。
7は、文字通り装備魔法の効果が弱体化。
かみまぞくもあり、1.6倍は流石に強すぎたようです(^_^;)
8の融合酔いと言うのは、融合したターンに、そのカードは行動出来ないと言うもの、
1ターン行動出来ず、連続して重ねる事も出来なくなったので、不便になりました。
これも融合が強すぎたので、弱く調整された形になりますかね。
手札融合と言って、場に出さなくても手札内でモンスターが作れるようにもなりましたが、
これも、召喚にいけにえが必要になったりしているので、そんなに強くはないです。
9は、前作までは全ての相手が、デッキにはモンスターカードしか入っておらず、こちらのふせカードを全て見透かした行動をしてきましたが、今作ではそれが一新。
ちゃんと魔法や罠カードも使って来る上に、ふせカードもわかってないような行動をするようになりました。
10も、書いてある通りですかね。
カード全てがランダム入手になりました。
おかげで良いカードをくれない相手は、5勝で放置になりますが、まぁそれは仕方ないと言うことで(^_^;)
長々と色々書きましたが、まぁ、それだけルールが変わって、OCGに近く、そしてバランスが取られたと言うことだと思います。
このゲームは、発売当時はさわらず、レトロフリークを購入した後に、隣町の中古ショップで購入しました。
確か、300円程だったかと思います。
その後、1・2をクリアしてからのプレイとなったわけですが……
とても楽しかったです(^o^)
私が当時のOCGを遊んでいたと言うこともあり、その頃と近い感覚で遊べましたね。
敵も、終盤の相手はかなり強く、最強クラスのデッキを組んでも、引きが悪いと簡単に負けるなど、ヒリつく勝負が出来るのも良かったです。
難点は、固定ボーナスが無くなり、カードを手に入れる方法が、ほぼランダム入手しか無くなったこと。
運が良ければ、すぐに集まりますが、運が悪いといつまでたっても集まりません。
幸い、パスワードがノーコストで使えるようになりましたが、それでも貰えるのは各カード1枚まで、
3枚入れたい場合はひたすら戦うしかないですが、終わりが見えない戦いをしなきゃいけないのは、少々辛かったですね(^_^;)
このゲームを今から遊ぶなら、リメイクやバーチャルコンソールでの配信は無いので、実物のカセットしかないですかね。
容量の都合で、少し違う部分もありますが、かなりOCGに近く出来ていて、
それをふまえた上でのバランス調整もしっかり行われているため、ゲームボーイで発売された、遊戯王カードのゲームの中では最高傑作との声も多い作品です。
当時OCGで遊んだ人は、懐かしんで楽しめますし、当時を知らない方も問題なく遊べる作品だと思いますので、興味がある方は遊んでみてはいかがでしょうか?
以上、遊戯王 デュエルモンスターズⅢ 三聖戦神降臨の感想などなどでした。
1と2に続きこのゲームも、攻略風プレイ足跡を書いて行こうかと思いますので、よろしければそちらもお願いします(^_^;)
この記事が、少しでも誰かの何かの役に立つことを祈りつつ……
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m