今回のゲームは、こちら!
2000年12月に、コナミより発売された、遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 ですね。
Ⅲから約半年後に、遊戯・海馬・城之内の3バージョンで出された本作。
大幅に変わったⅢに比べると、流石に少ないですが、またいくつかの仕様変更が行われました。
主な変更点はこんな感じ。
- モンスターのレベルやコストが見直され、変更された
- バージョンごとにカードが制限され、使えるカードが決められた
- コンストラクションカードの廃止
- 罠カードの仕様変更
1は、一番の変更点になりますかね。
モンスターの設定レベルが一新されました。
具体的に言うと、いけにえ無しの★×4までのモンスターは、攻撃力・守備力1350まで、
いけにえ1体の★×6までが、攻撃力・守備力2000まで、
いけにえ2体の★×8までが、攻撃力・守備力2800までに設定され、
それより上のモンスターは、更に★の数が増えて、いけにえが3体必要になっています。
2は、文字通り、バージョン別で使用できるカードが制限されました。
主に原作を意識した感じで、バージョンのキャラクターごとに、使えるカードと使えないカードが分けられています。
3も、文字通り、コントラスションカードが無くなりました。
前作では★×4以下で、攻撃力2000モンスターが簡単に作れたので、重宝したんですがね(^_^;)
まぁ、そんなモンスター達も、今作のレベルに当てはめるといけにえが1体必要になってしまうので、微妙だったかもしれませんが。
そして4は、今までは仕掛けた次のターンには、発動しなくても消えてしまっていた罠カードが、
発動するか、魔法カードなどで消されるまで、消えなくなりました。
よりオフィシャルカードゲーム(以下OCG)に近い仕様になり、罠カードがより便利になりましたね。
こう見てみると、OCGに近づけようと4のようにしましたが、
容量の都合で、効果モンスターの効果が入れられないので、1の仕様で調整。
そして、モンスターの設定が間に合わなくて、3のカットとなった感じでしょうか?(^_^;)
このソフトは、当時に遊戯デッキを購入し、
数年後に、隣町の小さなゲームショップの、UFOキャッチャーの景品として、城之内デッキを獲得。
そして、最後に海馬デッキは、レトロフリークを買った後に中古ショップで108円で購入と言った感じで3つ揃えました。
余談ですが、海馬デッキを買った時がレトロフリーク購入後、初の中古ショップ巡りで、
3軒巡った結果、ちょうど無いソフトが1本ずつあり、ゲームボーイの遊戯王デュエルモンスターズの1~4までが、全て揃ったのを覚えています(^_^;)
順番通りにクリアしていき、Ⅲが終わったので、さっそくプレイ開始。
このゲームが、使えるカードの差によって、バージョンごとの強さに大きな差があり、
その分け方も、精査がされていないような疑問が残るもの。
その上、最後に戦える敵が1人違うだけと言う、大した違いのないものを、別々のカードを付けて売るという商法がひんしゅくを買い、クソゲーと評されているのは知っていたので、正直あまり期待はしていませんでした。
しかし、遊んでみると、確かにカードの分け方が荒く、死にカードになっている物も中にはありましたが、別に使い勝手のいいカードでもなかったので、とくには気にならず……(^_^;)
問題なく普通に遊べる作品でした(^o^)
使えるカードが分けられていることも、デメリットばかりではなく、必然的にバージョンによって戦法を変えなければいけないので、それぞれ3本、違う感じで遊べて、楽しかったです。
この作品を今から遊ぶなら、リメイクやバーチャルコンソールでの配信は無いので、実物のカセットしかないですかね。
不評の商法のおかげで、キャラクターのゲーム史上最高となる250万本を記録した作品のため、福袋には必ず入っていると言っていいほど、安価に中古で大量に出回っているので入手しやすく、
全キャラをちゃんと5回倒そうとすると、5時間以上は遊べる作品ですので、コスパは悪くないと思います。
バージョンの格差がひどいので、友達との通信対戦はおすすめしませんが、1人で遊ぶ分には問題ないゲームだと思うので、評価を気にし過ぎず、遊んでみてほしい作品ですかね。
定価ならともかく、100円以下と考えれば、損をしたとは思わない作品だと思います(^_^;)
以上、遊戯王 デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記の感想などなどでした。
この作品も、続いて攻略風プレイ足跡を書いて行こうかと思うので、よろしければそちらも読んでいただけると幸いです。
この記事が、少しでも誰かの何かの役に立つことを祈りつつ……、
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m