今回のゲームは、こちら！
90年４月にユタカが開発、バンダイより発売された、ウルトラマン倶楽部２～帰ってきたウルトラマン倶楽部～です。
SD化されたウルトラマン達が活躍する、ウルトラマン倶楽部シリーズの第２弾となるRPGですね。
このゲームは良作だと聞いていたので、レトロフリークを購入後、ソフトのみのものを中古で買いました。
確か、3～400円だったと思います。
そして遊んでみた感想ですが……、
ウルトラマンファンには楽しめるゲームだなと思いました。
まず、驚いたのが、魔法的なものやアイテムがほとんどない点。
ウルトラマンと言えば、スペシウム光線を筆頭に、さまざまな必殺技があるのでこれらが他のゲームで言う魔法的なものになるのかと思っていたんですが、
必殺技は、戦闘中に確率で使えるものになっているので、任意のタイミングや移動中には使えません。
アイテムも、物語の進行に必要なキーアイテムはあるんですが、同じく移動中や戦闘中に使える消費アイテムが存在しません。
では、回復はどうするのか？
そこで出てくるのが、カプセル怪獣です。
拠点であるウルトラ基地で貰えたり、戦闘後に敵が落としていたりするこのカプセル怪獣なんですが、怪獣によって回復してくれたり、代わりに戦ってくれたりとさまざまな効果を発揮してくれます。
……しかし、ここで問題が一つ(^_^;)
この怪獣たち、ゲームの中では一切効果の説明がないので、私のようにソフトだけで購入した人には、どれでなにが起こるか全くわからないんですね(^_^;)
ウルトラマンのファンなら、怪獣名だけで少しは判断できるのかもしれませんが、私にはわからなかったというか、カプセルになってる怪獣名は見たことすらないものばかりだったので、ネットの情報が必須でした(-_-;)
これは必殺技にも言えましたね。
敵を攻撃するのか、はたまた回復する技なのか、そして対象になるのは単体なのか全体なのか、
ピンとこず戦闘中に必ず知りたくなるので、常にサイトを開いていた記憶があります(^_^;)
内容としては、主人公のウルトラマンがカプセル怪獣を使えないので、序盤の仲間が出てくるまでが少し辛かったですが、そこからは特に詰まることもなくクリアできたので、ゲームバランスは悪くないと思いますし、
ウルトラファミリーは結構出てきたり（なぜかレオと80は出ませんが(^_^;)）、私の知識が無さすぎるだけなのかもしれませんが、知らないようなコアな怪獣がいっぱい出てくるので、ファンにはうれしい作品になっていると思いますね。
ただ、７時間ほどでクリア出来てしまったので、正直RPGとしてはボリュームが少なかったです(^_^;)
このゲームを今から遊ぶには……、リメイクはされてないので、実際のファミコンカセットになってしまいますね。
コンティニューがパスワードですが、上で書いた通りアイテムやお金が無いので、カタカナ16種類の12文字と記録しやすく、実機や互換機でも遊びやすいと思います。
ただ、私はどこでもセーブもあるので経験しなかったのですが、パスワードからのやり直しのため、冒険中にやられると完全リセットとなってしまい、ドラクエのように経験値は引き継がれません。
そのためギリギリの冒険は控え、早めの撤退を心掛けた方が良さそうです(^_^;)
以上、ウルトラマン倶楽部２～帰ってきたウルトラマン倶楽部～の感想でした。
この記事が、少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
