今回のゲームはこちら!
90年2月にエニックスより発売された、ドラゴンクエストⅣ~導かれし者たち~です。
RPGというゲームジャンルを、世の中に知らしめた金字塔『ドラゴンクエスト』シリーズの第四弾で、ファミコンとしては最後に出されたドラゴンクエスト。
前3作で完結となった勇者ロトにまつわる話、ロトシリーズから、Ⅳ~Ⅵまで続く天空シリーズの第一弾となったソフトでもありますね。
前作Ⅲは、仲間キャラは自分で作るので、自分や友達が共に冒険してる気分を、味わえる作品でしたが、
このⅣは、ソフトの容量も倍になったことから、全5章のシナリオを展開。
1~4章でそれぞれの仲間に焦点を当てた前日談を描き、5章でその仲間たちが一堂に会し巨悪に立ち向かうという、わくわく感が高まる構成で、仲間のキャラクターを立て、
敵側にもスポットを当て、敵側の事情も描き、話を深くしてより物語を楽しませるという、Ⅲとはまた少し違った魅力のある作品となっています。
カジノなどの物語の本筋とは関係ないいわゆる寄り道の要素がパワーアップしたり、5章では主人公以外のキャラが大まかな指示に沿って勝手に行動するAIシステムなど、新しい試みに挑戦してるのも特徴ですかね。
とまぁこのように、ファミコン最大級の容量4メガビットを存分に使った、ファミコン最高のRPG……と言うと、各作品のファンに怒られますが(Ⅲの方が好きな方も多いと思いますし(^_^;))
ファミコン最高峰のRPGと言っても、差し支えはない作品だと思います。
このゲームも気付いたら家にあったもので、おそらくこれが私が初めてプレイしたRPGになりますかね。
でも当時はちゃんと理解が出来ず、2章の序盤でボスが倒せなくて、投げ出してしまった記憶があります。
そして、数年前に友人からDS版を借りてクリアしたので、クリア自体はそれが初めて。
その後、1年ちょっと前にレトロフリークを買って、昨年ファミコン版をやっとクリアしたわけですが……
少し前にクリアしたとは思えないくらい、すごく楽しかったです!(^o^)
DS版は町中などが3Dになっているので、その辺が違ったのが大きかったのかもしれませんね。
内容は知ってるのに、とても楽しく遊べました。
特に印象に残ってるのは、ラスボス戦の演出。
DS版の時は、ゲームが新しくなったために入れた色々盛ってる演出だなぁなんて思ってたのですが、
ファミコン版でも、ちゃんとそのような演出が入っていて、DS版のはそれを元にしてパワーアップさせたものだったとわかった時に、感動したのが真っ先に思い出されます。
こんな感想だけでもなんなので、ここでついでに私が使った役に立つ裏ワザも紹介(有名ですが(^_^;))
まず最初は、カジノのコインに関する物で、第5章でコインを購入する時1枚20ゴールドするんですが、これが838861枚購入しようとすると、なぜか4ゴールドで買えます。
カジノの景品は便利なものが多く、5章は序盤でカジノに行けるので、冒険が楽になります。
これを知らずに5章前で、どこでもセーブを駆使してポーカーのダブルアップを繰り返して稼いでいた私は、時間の無駄だったなぁと切なくなりました(^_^;)
続いて、せいすいを戦闘中に使うと敵に必ず10前後のダメージを与えられるという仕様を使った技。
10程度のダメージ、普通の戦闘では役に立ちませんが、とあるモンスター達が相手となると話が変わります。
ドラクエシリーズをやったことがある方なら、すぐにピンとくるかもしれませんが……
そうです、HPは低いのに防御が固く、おまけに素早さも早くてすぐ逃げる、そのくせ倒せば経験値を大量にくれるということでおなじみの、メタルシリーズですね。
せいすいを投げれば高い確率で倒せる上に、メタルキング・はぐれメタルなどが群れをなして出てくる場所があるので、
そこに、主人公のアイテム欄いっぱいにせいすいを持たせて行くと、みるみるレベルが上がっていきました(^_^;)
5章では、主人公しか正確にコマンドの支持が出来ないので、一度の戦闘で大量狩りとはいきませんが、それでも十分な効果のある裏ワザかと思います。
この裏ワザたちは、リメイク版ではもちろん出来ませんし、ファミコンでも後期ロム版では出来ないらしいので、その点はご注意を……
後期ロム版は出荷数が少なく希少価値があるので、出来なかった場合はそちらを喜んでください(^_^;)
攻略に関しては、1点だけ私が失敗したと思った経験をアドバイスとして。
5章の冒険を私は、攻撃や魔法のバランスを考え、主人公・アリーナ・クリフト・マーニャというパーティを組んでいたのですが、
このゲーム、敵に魔法に耐性があり、特定の魔法が効かなかったりするんですよね。
しかも仲間はAIによる自動行動なので、使う魔法は指定できません。
旅の道中はあまり気にならなかったのですが、ラスボスは流石に気になってしまい、2ターン連続で効果がなかった瞬間、私はマーニャを馬車に下げ、ライアンを飛び出させました(^_^;)
なので、確実に敵にダメージを与えたいなら、主人公・ライアン・アリーナ・クリフトという、通常攻撃がメインのパーティがおすすめです。
この作品を今から遊ぶなら、スマホのソフトが一番手軽になりますかね。
他では新しいものから、上でも書いたリメイクのDS版と
PS版があります。
でも、いずれもPS版を基準にしており、町が3Dになっていたり、追加シナリオがあったり、仲間の行動が指示出来たりと、かなり違うゲームになっているので、個人的にはファミコン版とやり比べても、損は無い作品だと思いますね。
この記事が、少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m