今回のゲームは、こちら!
87年10月にハドソンより発売された、桃太郎伝説です。
今なお続く、人気シリーズの『桃太郎電鉄』の大元である、桃太郎シリーズの記念すべき第一弾になるRPGですね。
このゲームは昨年5月に、隣の県の中古ショップに行った際に、深夜の番組で紹介されていたのを見たり、良作と評判も良かったので、購入しました。
確か、ソフト3本で1,000円のまとめ買いだったので、約333円になります。
そして、遊んでみた感想ですが……、期待値が高すぎたのか、期待外れだったというのが正直な感想でした(^_^;)
私は、ゲームで一番好きなジャンルはRPGで、中高生になった辺りからは、『最強の装備に整えてから、次の目的地に向かう』という石橋を叩いて渡るプレイスタイルなので、
このゲームももちろん、そうやったのですが、途中で現時点での最強装備でレベルもそれなりのはずなのに、ザコ敵が強く全力で戦わなければならなくなり、
そのうえ、術といういわゆる魔法を使うために、心というポイントを使うのですが、強力な攻撃の術を使うのにかかるポイントが割合なので、レベルを上げてもあまり意味がありません。
ならばと、心のポイントは回復にまわしたのですが、その分戦闘が長引くので、3~5戦ほどでガス欠。
しかも心ポイントの回復アイテムは、普通には店売りしてなく、仲間もたまに行動してくれるだけでステータスもない3匹のお供だけですので、アイテム自体もそんなに数は持てない。
更には、そのダンジョンが直前の町から遠く、たどり着くまでの道のりの敵もそこそこ強いという状況に陥り、やられて再挑戦を繰り返すのが億劫になってしまった私は……
『チートはダメだが、裏ワザはあり』の心が出てきてしまい、最終手段にうって出ました。
この頃のゲームは、セーブシステムがありません。
では、どうやって止めたところから再開するのかというと、天の声というパスワードを打ち込むんですね。
この行程が面倒くさく、書き間違ったりするとアウトなことから、セーブシステムが普及したわけですが、電池が無くなるとセーブが全く出来なくなってしまいますので、末永く遊ぶという観点からするとパスワード設定も捨てたもんじゃないなと思います。
とまぁ、そんな感想は置いておいて(^_^;)、もうお気づきですね。
そう、ラスボス直前の最強パスワードを、入力しました。
それでも、ラスボスはまさかの完全回復をする術を使ってくるので、やや苦戦しましたが、無事勝利。
ややストーリーは飛んでしまいましたが、エンディングとなりました。
……いや、決して良いとは思ってませんよ。
こうして記事を書きながらも、なにか罪悪感がありますし……
でも、それでもなお、やり直す気はないので、そのぐらいキツかったとお思いください(-_-;)
昔話をごちゃまぜにして、ギャグ要素を混ぜ込んだほのぼのとした世界観は、嫌いではないんですが、ギャグが世代的に伝わりにくかったのも、冷めてしまった要因の一つかもしれません。
当時やっていた時事ネタや、某バラエティ番組をやたらと押して来るんですが、あまりピンとこなかったです(^_^;)
このゲームを、今から遊ぶならPCエンジン版に移植されたターボのリメイクである、Gゲームボーイカラーの桃太郎伝説1→2が、発売日的には一番新しいですかね。
しかし、あまり評判は良くないようなので、そうなると手軽さでは、ファミコンカセット、
楽しむなら、少しシステムが改善された、PCエンジンのターボとなりそうです。
良作との意見が多いので、私のやり方が悪かっただけで、実はもっと楽に進めるのかもしれませんし、
当時を知ってる方なら、こんなことがあったなぁと笑えて、楽しめるかもしれません。
なので、ネットなどの評判を見てハードルを上げてしまい、落胆してしまった私に言えることは一つです。
このゲームは戦闘バランスがシビアなので、気合を入れてプレイしてください(^_^;)
以上、桃太郎伝説の感想でした。
この記事が、少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m