今回のゲームは、こちら!
04年12月に、マイクロビジョンが開発、バンダイが販売した、英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女 です。
PCの名作・ドラゴンスレイヤーシリーズ6作目で、その後に独立した英雄伝説シリーズ。
その、英雄伝説シリーズ3作目で、94年にPC98で発売された白き魔女の、PSP版リメイク作品になりますね。
田舎に住む少年・ジュリオと、幼馴染のクリスが、村のしきたりである成人の儀、世界を巡る巡礼の旅に出るために、村を出発する前日から物語は始まります。
このゲームは、販売当初に、パッケージの絵を描いている椎名 優さんが、同じく表紙を担当している、月とあなたに花束を
をちょうどその時期に読んでいたので、存在は知っていたんですが、当時はPSPを持っていなかったので、まったく触れず(^_^;)
そして1年ほど前に、レトロゲーを集めだした際、たまたま閉店セールを行っている店で発見し、購入しました。
500円のところ、90%引きで50円でしたね。
そしてしばらく眠らせていたんですが、最近になってようやくプレイ開始。
やってみてまず印象的だったのが、その独特の戦闘システム。
RPGと言えば、コマンドを入力し、ターン制で戦うのが一般的ですが、このゲームは攻撃か待機するかを最初に決めると、後は自動的にキャラが攻撃するシステムになりますね。
しかし、攻撃を選んでも、キャラは持っている武器で攻撃するだけ……。
魔法や、ゲージが溜まると使える必殺技は、任意で使えますが、発動までにラグがあるので、タイミングを見極めて使う必要があります。
こう書くと、やや難しそうに思えますが、敵の強さはそこまでではないので、実際はそんなに苦労はしませんでしたね(^_^;)
私も、よく考えて指示したのは、最後の方のボス戦くらいで、後は大体、戦士系のキャラを攻撃させ、魔法系は待機、そして戦闘後に回復しているだけでした。
ストーリーの方は、全編を通してやさしい物語。
主人公たちが様々な人達を助け、各地の人々のやさしさに助けられていくお話でした。
上記のように戦闘がオートであまり難しくないことと、明るく、コミカルな場面が多いことも相まって、RPGとやっていると言うよりは、児童小説を読んでいるようなゲームで、クリア後はあったかい気持ちになりましたね。
今からこのゲームを遊ぶなら、一番新しいのは、07年発売のPC版にですが、
対応OSがVistaですし、やりやすさを考えると、PSPが一番遊びやすい気がします(^_^;)
他にもPSやSS版なんかもありますが、どうやらバージョンによって戦闘システムもだいぶ違うようなので、未プレイの私には、PSP版以外はなんとも言えませんね(^_^;)
RPG好きの方からすると、やや物足りなく感じるかも知れませんが、難易度は高くなく、明るく楽しい物語が展開されるので、初心者の方も遊びやすい作品だと思います。
何気に、PSP初のRPGだったりするので、その辺を狙って作っているのかも知れませんね(^_^;)
以上、英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女 の感想などでした。
この記事が少しでも、誰かの何かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m