さて、今回のゲームは、こちら!
85年7月に、サンソフトより発売された、スーパーアラビアン!
83年にサン電気が開発し、アタリが販売したアーケードゲーム『アラビアン』を移植した作品で、サンソフトのファミコンソフト、記念すべき第一弾となった作品です。
内容は、古代ペルシャの王子・アラビアンを操作し、捕らわれた王女・レイアを救い出すという、全4ステージのアクションゲームで、
ジャンプしてツタを登ったり、剣を持っているのに、なぜかキックで敵を弾き飛ばしながら、画面内の壺を全て回収するとステージクリアとなります。
このソフトも気付いたら家にあったものですが、ソフトのジャケットはすごく見覚えがありながら、遊んだ記憶がありませんでした。
汚れていて、ゲームが点かなかったのかもしれません(^_^;)
なので、大人になってから、実質初プレイの感想になりますが……。
正直、微妙でした(-_-;)
攻撃で敵を倒せるのはいいんですが、いかんせんキックなので射程が短く、タイミングが合わなければ敵に突っ込まれますし、
さらには敵も、巨大化して上の方から段差を無視して突っ込んで来たり、しばらくたつと壺から現れるお化けに至っては、石を投げてくると、やりたい放題で、完全に残機を奪いに来てます(^_^;)
一応、無敵になるアイテムもあるんですが、出現方法が敵を蹴り飛ばして他の敵を巻き込み3体同時に倒すこと。
簡単そうに思えますが、やってみるとまず、同じ段に3体敵が並ぶことが少ないです。
そして、このゲーム最大の難点で、やっかいなのが、魔法のじゅうたん。
ステージ3と4に出てきて、ずっと画面上を流れてる、動く足場というか段差なんですが、登っていくのが非常に難しいです(-_-;)
速さが違う上に、じゅうたんは左右の画面外に行ってもループしますが、王子はループしないので、強制的に落とされます。
画面外とじゅうたんの間に挟まれても、1機失う仕様ですし、じゅうたんの範囲も狭いので、上から先に敵が乗ってしまうと何も出来ず、1つ見送るしかなくなってしまうのも理不尽でしたね(^_^;)
このゲーム。レベルが8段階まで用意させているのですが、大きく違うのが壺が取れる仕様。
レベル1だと壺にアルファベットが表記されていて、どの順番で取っても良いんですが、表示されているスペル通りに取ると、ボーナスポイントといったものが、
レベル8だと、全ての壺のアルファベットが隠され、触らないとわからなくなっており、さらにスペル通りと順番でないと取れなくなっています。
意地でレベル8もクリアしましたが、壺の配置でじゅうたん地獄を何回かやらなきゃいけないのが、辛かったです(T_T)
ちなみに画像のアルファベット一文字は、当時キャンペーンのもの。
レベルごとに違う一文字が表示され、全て繋げて送ると、抽選で色々貰えたようです。
このゲームを今からプレイするなら、TVゲームなら実物のファミコンカセットか
プレステのメモリアルシリーズに収録されていますね。
パソコンでも、ソフトとダウンロード版が出ています。
遊びながら英単語を覚える……のは、さすがにきついですが、アクションが好きな方は挑戦するのも一興ではないでしょうか(^_^;)
以上、スーパーアラビアンの感想でした。
この記事が、少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m