今回のゲームは、こちら!
86年4月に、サンソフトより発売された、アトランチスの謎です。
某課長さんも挑戦したことのあるアクションゲームで、ゲーム好きには知名度の高い作品ですね。
悪い意味でですが(^_^;)
このソフトを私が知ったのは、上にも書いた某課長さんの番組が初めてで、ファミコンソフトを引っ張り出した時にあって驚きました。
そんな感じですから、もちろん大人になってからが実質の初プレイ、その感想はというと……
知っていましたが、やはり厳しいゲームですね(-_-;)
ゲームの内容は、主人公の半人前の冒険者・ウィンを操作し、半年前に行方不明となった師匠を探すというもの。
そしてゲームが始まるわけですが、まず気になるのが主人公の虚弱体質。
敵に当たったり、敵の攻撃でアウトになるのは当たり前といえば当たり前なんですが、鳥の糞が当たっただけでアウトになるのは、何か釈然としませんし、なぜかこの子は石化します。
次に最大の敵と思われる、操作性の悪さですね。
十字キーの効きが良すぎると思うほど少し押しただけでも動くので、狙ったところに止まれないこともしばしば、ジャンプもAボタンを押す長さで飛ぶ距離が変わるので、飛びすぎたり、足らなかったりします。
かといってステージは簡単ではなく、即死の穴がてんこ盛り(^_^;)
敵に触れたら即死なので、敵を倒すためには攻撃するようなのですが、この攻撃方法も問題。
ボンという小型爆弾を投げるのですが、爆弾なので当てただけでは倒せず、投げて少ししてからの、爆発を敵に当てる必要があります。
なので近寄ってきた敵をすぐに処理することが出来ない上に、下手に近くで爆発させると主人公は上記の通り虚弱体質なので、主人公も爆発に当たり、アウトになります。
ステージ毎に、制限時間もあるので、基本的に敵は避けていくんですが、上記の通り操作性が悪く、ミスが多発……(-_-;)
そして最後にステージの仕様も問題。
まず、ステージ数が1~100まであります。
それだけならまだ、大ボリュームということで許容できるかもしれませんが、このステージ、ステージ同士の繋がりがバラバラかつさまざま。
他のステージへ行く方法が、隠し扉くらいならギリギリ許容できますが、見た目は落ちたらアウトな穴なのにそこだけ落ちた先に扉があるものや、特定の位置で自爆すると入れるという、どうやったらわかるのか説明してほしいようなものまであります。
ステージも入っただけで即死のものや、どうやっても行けないもの、背景が点滅しプレイヤーに負荷をかけてくるものと些細(?)な問題もありますね(^_^;)
とまぁ、このように、ムズゲー・クソゲーと名高い作品ではあったため、はなから自力でのクリアはあきらめ、攻略法を調べながら本腰を入れてプレイを開始したのですが、クリアしたのは1時間後と、意外とあっさり終わりました。
実は最短ルートだと、ステージは10個ほどクリアするだけでいいんですね(^_^;)
でも操作性の観点から、アクションの難易度は高く、どこでもセーブを多用する羽目にはなりましたが……(-_-;)
そして迎えたエンディングは……、
ただCONGRATULATIONの文字が踊り、なぜか師匠である『いっき』の主人公の権べさんが笑っているだけ(-_-;)
ステージのタイマーも止まらず、何もありません
終わっても感慨に浸る事さえさせてくれない、ここもクソゲーと呼ばれる要素の一つかもしれませんね(^_^;)
権べさんも悪代官から小判を勝ち取った後、冒険者となり遺跡の奥で石化してるとか、波瀾万丈が過ぎます。
そんな突っ込みどころが満載のこの作品ですが、ファミコンミニにも収録されてたり、
3DSやWiiUでバーチャルコンソールが出てたりするので、今からプレイするならそれがお手軽ですかね
アトランチスの謎 [3DSで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2014/11/06
- メディア: Software Download
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アトランチスの謎 [WiiUで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/07/06
- メディア: Software Download
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上記の通りいろんな意味で難易度は高いゲームですが、ルートを確立してしまえば手短にクリアは出来ますし、
コアなファンもいる魅力を持った作品ですので、アクション好きでやったことのない方は挑戦してみてください。
攻略情報一切なしでクリアした方は、本当に尊敬します。
以上、アトランチスの謎の感想でした。
この記事が、少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m