今回のゲームはこちら!
85年12月に、デービーソフトより販売された、頭脳戦艦ガルです。
ファミコンソフトにそれなりの知識がある人は、タイトルを見たことがあると思われますが、クソゲーとして認知度が高いこの作品。
そう知られるからには、それなりの要因というか突っ込みどころがあり、まず、カセットのジャケットに、RPG・スクロールロールプレイングゲームと書いてありますが……、
タイトル画面からスタートを押すと、私としてはシューティングと思えるゲームが始まります(^_^;)
ゲームのジャンル分けは、人それぞれの見解によって分かれるもので、このゲームも一応、敵を倒すと自機がパワーアップするので、その点だけはRPGと言えなくもないのですが……、他の部分がシューティングゲームと変わりません。
これがRPGの金字塔『ドラゴンクエスト』よりも前に出ていたわけですからね、誤解してRPG=STGという方程式が定着しなくて、よかったと思います(-_-;)
そしてゲームのクリア条件も、なかなか問題。
ステージに落ちているパーツを100個集めると、ラスボスへの道が開けるのですが、このパーツが1ステージに1つしか落ちていません。
ステージは全30ステージで、最初の10ステージは、分岐があり全てのステージが回れないので、4周しないといけない仕様になっています。
一応、取るとパーツ10個分になるアイテムもありますが、これを駆使しても最低3周は必要。
打つと高得点が入りますが、打ちすぎるとパーツが全て没収される罠キャラもいたりと、なかなかに厳しいです(^_^;)
このゲームも気付いたら家にあったもので、小さいときに遊んだ記憶はありませんでした。
なので実質初プレイとなったのは、レトロフリークを入手する前に買った、3000円程のファミコン互換機で、でしたね。
私のゲーム哲学に『ツールなどを使って、チートを使うのは反則だが、他の機器を使えずに行える、裏ワザなんかは仕様』というものがあり、
ただでさえシューティングが苦手なのに、コンティニューもなくパーツ100個なんて集めるのは無理と思った私は。
迷わず、A・A・下・左・右・右・右・B・上・上・上・上・スタートと無敵コマンドを入力し、二時間ほどだらだらと操作をしてクリアしました。
なので、レトロフリークでも、そうクリアしたんですが、今考えてみると、どこでもセーブもありますし普通にクリアすることにチャレンジしても良かったのかもしれません。
まぁ、あんまりやる気はないですが……(^_^;)
今からこのゲームをするなら……、リメイクも移植もされてないようなので、実物のファミコンカセットを手に入れるしかなさそうですね(^_^;)
突っ込みどころばかり書いてますが、実はシューティングとしての出来は悪くはなく、遊べる出来になってます。
しかし、無敵でも2時間程かかることを考えると、クリアするのは少々キツめですかね(^_^;)
腕に自信のある方は、挑戦してみてください。
以上、頭脳戦艦ガルの感想でした。
この記事が、少しでも誰かの役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m