アーバンチャンピオン（FC) レトロゲーム 紹介 レビュー 感想などなど

今回のゲームは、こちら！ 

84年11月に任天堂から発売されたソフト、アーバンチャンピオンです！

知っている方もいるとは思いますが、どのようなソフトか説明しますと、ファミコンで発売された、初めての対戦格闘ゲームであり、

ストリートファイトで相手を画面外まで殴り飛ばし、最終的にマンホールに落とすと勝利！

女性（彼女？）の祝福を受けた後、次のチャレンジャーが現れる……と言った感じ。

操作方法は初期のファミコン作品らしくシンプルで、左右で移動、上下でガードとパンチの位置替え、

Aボタンで顔か腹へのジャブが放て、当たると一歩後退、Bボタンでストレートかボディブローが放て、当たると転んで大きく後退となります。

相手を押し出すゲームなので、ライフゲージはありませんが、代わり（？）にスタミナがあり、パンチを放ったり、くらったりすると減少。

０になると、ジャブしか打てなくなり、ジャブをくらって転んで大きく後退することになります。

このゲームとの出会いは、正確には覚えてはいないんですが、昔、近所のスーパーの前に来てたゲーム屋の出店を思い出すので、そこで買ってもらったか、

はたまた、家にあったのをその出張販売の出店で見て、『あ、これ家にある！』と思っただけで、親戚から貰ったのかのどちらかですね(^_^;)

小さいころは、よくやり方もわからず、少しやってすぐに飽きてしまったのですが、

大人になって、しばらくぶりにプレイしてみると……

最初は敵も弱く、一度転ばせれば、起き上がりに強パンチを置いていくイメージで、一気に画面外に追いやることが出来たので、

時折、頭上の窓から植木鉢を落としてくるおっさんに（当たるとピヨって何も出来なくなる）『そりゃ、深夜に家の前でストリートファイトされたら、うるさくてたまらんよな』と感情移入したり、

勝利後の女性は、おっさんも顔を出す窓から祝福してくれるので、『深夜に同じ部屋に居るって、どういうことだってばよ！』などとつっこみを入れながら、楽しく攻略していったのですが……、このあとが問題。

そもそもこのゲーム、初期のゲームらしく明確なエンディングがなく、負けるまで続くので、クリアの目安とされているのが、敵を３回倒し、マンホールに落とした時に貰えるマーク。

これが５つたまるごとに、違うマークになっていき、最終的にはCHAMPIONと表示されるので、そこをゴールとしたんですが、これが大変でした(^_^;)

トータル138勝しなければならないのは、それなりに面倒くさいですけどそれは些細なことで、一番つらいのは後半の敵が強すぎるということ(-_-;)

64面で敵コンピューターは最強になるらしいのですが、もうそこまで来ると強パンチはまず当たらず、敵の攻撃を上体をそらして避け、カウンターの弱パンチをちまちま狙うという作戦しか取れなくなります。

しかしこれも、タイミングがなかなかシビアで、カウンターをガードされてしまうのでもっと早く入力しようとすると、逆に早すぎてパンチをもらってしまうこともしばしば……

ほんと、どこでもセーブで面ごとにセーブできなかったら、クリアできる気がしなかったです(^_^;)

本来なら植木鉢と同じお邪魔要素である、ランダムで現れ、試合を強制的に振り出しに戻すパトカーも（喧嘩してると捕まるので、現れると即座に離れ、関係ない顔をする）、たいがい負けてるのでプラスに働いたり。

後半はほとんど判定勝ち（制限時間が切れた場合は、より画面端に近い方が、パトカーに連行される）だったので、警察の力も大きかったですね(^o^)

このゲームを、今からプレイするなら、switch・WiiUのバーチャルコンソールや

アーバンチャンピオン [WiiUで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]

３DSのダウンロードがお手軽ですかね。

3Dクラシックス アーバンチャンピオン[3DSで遊べるファミリーコンピュータソフト] [オンラインコード]

CHAMPIONまでの道のりはなかなか険しいですが、格ゲーが好きな方や得意な方は挑戦してみるのも一興かと思います。

……私が下手なだけで、意外となだらかな道のりだった場合はご容赦ください(^_^;)

以上、アーバンチャンピオンの感想などなどでした。

この記事が、少しでも誰かの役にたったり、また別の記事で再会できると幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m